XMのNDD方式は嘘で、実はDD方式？徹底解説!

FXでNDDとDDという言葉を聞いたことが一度は耳にすることがあるかもしれませんね。本記事では特にXMに焦点を当ててこの2つの方式の違いを解説していき、「XMは本当にNDD方式なのか、それとも実はDD方式ではないのか」と多くの方が考えそうな疑問にお答えしていきたいと思います。それでは早速、XMに特化してNDD方式とDD方式について学んでいきましょう！

NDD方式・DD方式とは？

NDD（No Dealing Desk）とDD（Dealing Desk）は、FX取引の種類を表す言葉として使われています。

NDDは、ブローカーがマーケットメーカーとしての役割を果たさず、単にトレーダーの注文を実行するだけの取引の仕組みの一種です。一方、DDは、ブローカーがマーケットメーカーとして機能し、トレーダーに代わって取引を行う取引メカニズムの一種です。

NDD方式とDD方式の違いは？

NDD方式とDD方式の違いはすぐにわかるものではありません。そのため、それぞれの方式がどのような仕組みで、どのようなメリットがあるのかを理解した上で判断することが重要です。

NDDの場合、取引はブローカーの流動性プロバイダーを通じて直接執行されます。つまり、トレーダーは取引を行うためにブローカーと競合する必要がありません。このタイプの取引では、通常、より狭いスプレッドとより良い執行速度が提供されます。また、トレーダーは取引相手を正確に確認できるため、より透明性の高い取引という利点もあります。

一方、DD取引は、マーケットメーカーとして機能するブローカーを通じて行われます。このタイプの取引は、ブローカーが取引の実行時に一定のリスクを負うため、スプレッドが高くなります。また、ブローカーが注文を処理してから執行するため、このタイプの取引は時間がかかる傾向があります。しかし、口座を開設したブローカーと同じ会社で取引できるという利便性があります。

XMは建前上ではNDD方式？

XMは、幅広い取引商品、業界をリードする取引プラットフォーム、優れた顧客サービスを提供する大手オンラインブローカーです。IFSCによって規制されて金融委員会のメンバーであり、FX・コモディティ・インデックス・株式・CFD・暗号通貨を含む6つの主要な資産クラスの取引を提供しています。

XMはまた、トレーダーが流動性供給者に直接注文を出すことができるNDD取引メカニズムも提供しており、このような取引によってXMは競争力のあるスプレッドと優れた執行速度を提供することができます。

尚、XMは規制対象のブローカーであり、世界的な規制に準拠した厳格な注文執行プロセスを実施し、信頼性と安全性の高い取引を実現しています。つまり、トレーダーはXMが真のNDD取引環境を提供していることを確信することができ、XMのNDD方式に関して言えば、この種の取引を提供していることは事実である・・・というのがXM側が主張されている内容です。

XMのNDD方式は嘘？結局DD方式？どっち？

しかし、実際には、GEMFOREXほどではないにしても、昔からボーナスキャンペーンは結構やってきてますし、注文を吞んでる（DD方式）のでは？という意見も多いのも事実です。

結論から申し上げますと、FX業者の中までは見えないので確認のしようがなく、本当のところは結局わからないのですが、そもそもA-Book（NDD）のFX業者なんて業界でもほんの一握りに過ぎないと言われているわけですし、ハイレバでボーナスも使えて低スプレッド口座もあるXMは基本的にはDD方式を採用しているのではないかと考える方が自然ではないかと思います（その辺は恐らくGEMFOREXも同じだと思いますが・・・）。勿論NDDとDDで使い分けてる可能性もあり、そもそもこれらの明確な括りなんてないのかもしれませんけどね・・・

尚、FXにおいてNDD方式とDD方式のどちらがいいのかについては、あなたの考え方とトレーダーとしての目標によっても異なります。NDD取引が提供する利便性と高速執行を好むトレーダーもいれば、DD取引が提供する低スプレッドと高い透明性を好むトレーダーもいます。最終的には、トレーダー自身の好みによって決定されるではないでしょうか？